仔犬を迎えたら③ トイレトレーニング
E Komo Mai!
(ようこそ!)ドッグトレーナーの黒澤です。
東京都内でペットホテル、おうちで犬のしつけ保育を経営しています。
最近、仔犬のトイレのしつけのお問い合わせを良く受けます。犬に言葉でトイレはここよ と伝えることはできません。
仔犬もたいへんです。生れてすぐに親兄弟から離れて自分で人間社会のことを
ひとつひとつ学んでいかなければならないのですから。
頼れるのはパパさんママさんです。
なので今日はトイレトレーニングのお話です🚻
まずはタイミング。いつするか、を心得ましょう。
朝起きた時・食前または食後・寝起き
遊ぶ前・遊んだ後・夕方・寝る前💡
大体 ヒトと一緒ですね。
このタイミングを見計らってトイレに連れていく。
用を足したらトイレから出してあげる。
できたら盛大に褒める☆彡盛大にですよ
おやつをあげたりも良いでしょう。簡単に言えばこれだけです。
注意点ですが、失敗しても絶対怒らない。絶対ですよ。
無言で粛々と片づける。
これが難しい。つい感情的になるのも分かります。
でも相手は子供、しかも言葉を理解できません。
怒ったってなんで怒られたか理解できません。
ただし怒る嫌なヒト・ウンチやシッコをすると怒られる
と学習します。なのでどうか静粛に🌟
必要なのは根気です。ヒトの子供だって幼児は粗相するじゃないですか。
それを生後数か月の仔犬に求めるんですからね。
黒澤のところに遊びにくる子の中にもトイレ以外でしちゃう子もいますよ。
自分のニオイの無い空間で不安もあると思います。自分のニオイを周りに付けて
安心材料にしてるんです、きっと。
一通りニオイを付けたら後はトイレでできる子がほとんどです。
次は習性
犬は吸収してくれそうな素材に用を足す習性があります💡
そして吸収してくれそうかは足の感触で覚えるそうです。
お布団・カーペットの上でしやすいのはその為です。
ペットショップおすすめのトイレトレーって網になってるじゃないですか。
あの網あみが本能的にトイレを連想しにくい子いるのでは?と黒澤は思ってます。
うちではシートを敷いているだけです。
次にレイアウト
犬は寝床から離れたところに用を足す習性があります。
ペットショップで ゲージと寝床・トイレトレーをセットで購入する方も多いと
思います。
ゲージの中で寝床とトイレが一緒のレイアウトは
犬の習性からするとトイレを覚えづらいかもしれませんね。
おすすめレイアウトは
ゲージはトイレとして利用し、寝床はクレート(キャリーケース)を用意する💡
ゲージにトイレシーツを敷きつめる。余白なく敷きつめれば外して用をするなんてこともないです。
仔犬のうちはトイレを我慢できるのは数時間だと思います。
時間を見計らってクレートから出して ➡ まずトイレ ➡ 褒める ➡
ゲージから出してあげる ➡ しばらく遊んであげたら ➡ またトイレ ➡ 褒めるの繰り返し です。
トイレトレーニングは根気が必要です。皆さん静粛に がんばりましょう
ア フイ ホウ!(それではまた!)