支配的(ドミナント)であることと、支配的な行動🐶
エ コモ マイ!
ドッグトレーナーの黒澤です。
東京都内で犬のしつけ・おうち保育(幼稚園・遊び通園)を経営しています。
今回は何やらずいぶんなタイトルですよね。
気質と行動についての話なのですが…
みなさん、マウンティングってどう思いますか。
後ろから足をかけてフリフリ💀…セクシャルな原理で行動している場合を除いて、
黒澤の私見ですが、頭の良い犬種や原種に近い犬、競争や闘争する犬でよくみられると思います。他者に対して優位性を示そうとする行動ですね。
まぁ動物なんで強い弱いの世界で生きてますから、赴くままに自己顕示しようとするでしょう。フリフリの他にも、弱そうな相手を追いかけ回す狩猟遊びや、首や耳などカプカプ噛んだりもその一種だと思います。
ドッグランなんかでフリフリしてるのをそのままフリフリさせておく飼い主さんいますよね。仮にですよ、ヒト社会でヒトが手当たり次第フリフリなんてしますかって話だと思うのですよ。犬だって一緒です。少なくとも黒澤は自分の犬がフリフリしてるのを眺めてスルーとはいたしません。
前置き長くなりましたが、これが今日の題目にある、支配的(ドミナント)な行動 です。犬だってドミナントな行動を受けることを嫌がります。いじめってあるじゃないですか。いじめている本人はいじめている自覚なく遊んでいるだけって思っていても、受けた側は何年たっても忘れないって聞いたことあります。これって犬のドミナント行動に似ていませんか。受けた(狩られた)側は絶対忘れず犬嫌いになってしまう。
犬にドミナントな行動はさせないように躾けていくのって大事だと思いませんか。
では支配的な気質とはなんでしょう。群れのリーダーとしての佇まいだと黒澤は思います。ヒトは犬のリーダーには成れんよと言った声が聞こえてきそうですね。確かに、ヒトは犬の群れのリーダーにはなれません。ですが、強いものに従う犬の習性を利用して、ヒトのテリトリー(家庭)で犬をヒトに従えることはできます。なにどうせ強制訓練でしょってまた声が聞こえてきそうですが、そうではないですよ。強制訓練=暴力って違います。群れ(家庭)をコントロールする佇まい、まぁ大黒柱ですね。これが支配的(ドミナント)な気質のこと。ドミナントであってもドミナントな行動するものでは無いでしょ。
グループを支配して、主となり要となる、群れをまとめ上げる気質、それが犬との暮らしで必要なんだと思います。
ア フイ ホウ☆